【ハムスターの年齢】

ハムスターの寿命は種類によって違いがありますが、平均して2年程度となります。
(ゴールデンやロボロフスキーは、3年以上生きる個体も多い)
平均として約2年。その2年という時間の中で、ハムスターは猛烈なスピードで歳をとっていくわけですね。
そんなハムスターの年齢を人間の年齢に換算すると。。

生まれて1ヶ月・・・
ちょうどペットショップでデビューする頃が、6歳になります。
こんな子供の時に見知らぬ場所へやって来るのですから、優しく接するのが当然ですよね。

2ヶ月・・・
12歳になります。そろそろいろいろな事を覚え、人間との関係も理解してくる頃です。

3ヶ月・・・
20歳です。もう大人ですから、繁殖するのにも適してくる頃です。

6ヶ月・・・
28歳です。元気な盛りですね。性格や体型なども決まってくる頃です。

1年・・・
35歳になりました。元気ですが、見た目以上に体力は落ちてくる頃です。

1年6ヶ月・・・
53歳です。体力も落ち、足腰も少しずつ弱ってきます。

1年9ヶ月・・・
62歳になります。人間なら会社も定年になる頃ですね。

2年・・・
73歳になりました。ちょっとした段差にも足をつまづいてしまいます。

2年3ヶ月・・・
80歳です。力も弱く、体力もありません。


こうして人間の年齢に換算してみると、ハムスターを飼育する環境がいかに大事かわかるのではないでしょうか。
もし病気になった時、人間が「今日1日だけ、様子を見てみよう」と思っても、それはハムスターにとって「10日間も放置された」と同じことになるのです。
「いつもと様子がおかしいな?」と感じたら、インターネットで相談する前に動物病院へ連れて行ってください。

見た目がキレイで遊び感覚たっぷりなケージを使っても、ハムスターにとってはスグにそれが住みにくい環境になってしまうのです。
自分の年齢、あるいは お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの年齢で考えてみましょう。
階段の昇り降りが大変だったり、ちょっと転んだだけで骨折してしまったり・・・
若い頃には大丈夫だったことが、とても大変で危険なことに変わってしまうのです。

だからと言って、歳をとるたびに新しい家に引っ越すのもイヤでしょうし、飼い主にとってもお金がかかったり、古いケージの置き場所に困ったりと、良い事は何もありません。
住み慣れた我が家で、いつまでも暮らしたいと思うものです。
だからこそ、最初にケージを選ぶときに、いつまでも安全に暮らせるケージを買っておくことが、ハムスターにとっても安心でき、飼い主にとっても経済的なのです。

 

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